育児をしない男はクズである。
イクメンの定義とはウィキペディアによると
「イクメン」は、子育てを楽しみ自分自身も成長する男性、または将来そのような人生を送ろうとしている男性のことを指す。
子供を持つ親として当然の思考である。
こんな当たり前のことをイクメンと命名して、「俺はイクメンだー!」なんてアホかと。
じゃあ何でこんな言葉が生まれたのか。それは過去の悪しき?習慣からである。
男尊女卑の名残
男は外で仕事をして、女は家を守る。そんな時代があった。
団塊世代のオッサンは遊びほうけて家事や育児をやらないんですわ。
母親は休日などなく四六時中、家政婦扱い。男は休日に家事や育児はしないのが普通であった。土日ぐらい母親を休ませろなのだが、それが許されていた。それでも忍耐力のある古き良き女性が多かったのも事実だ。
そこで、休日に子供の面倒を見る父親が素敵と思われ、イクメンという言葉がでてきたのだ。
でも時代と共に価値観が変わっている。
共働きの時代
専業主婦だとしても、母親に自分の時間を与えてあげるべきであるが、
今や男の収入だけではどうにもならない時代に突入した。女性も出産後に正社員やパートとして働かなければならない。
そうなれば家事と育児は夫婦で分担するのが当然である。
それなのに、子育てする男がイクメンとなる理由が不思議でならない。共働きの時代に突入しているため、本来、イクメンは死語になっていかなければならないのだ。
育児放棄をイクメンしてくれないに言い換える
日本では男女が同じように働いているのに、「男の仕事の方が大変だ。」という意味不明な先入観がある。で、共働きなのに家事や育児をしないアホな父親もいるのだ。
そんなスマホでゲームをしながらゴロゴロしているアホな父親に
「育児放棄だー!」とか「子供の面倒をみなさい」と強く言うと、現代の貧弱な父親たちは傷ついて鬱病になってしまったり、家庭内暴力を働いてしまう。
そこをぐっとこらえて、「イクメンしてくれないんだね」とソフトに言うことができる。そして、父親としての当然のである育児をすることで、「俺はイクメンパパだ!」と自信を持たせることができる。
そうイクメンとは慰めの言葉なのだよ。自分のことをイクメンパパだと、言うような父親になってはいけない。育児をするのが当然なのだから。