お酒を飲んでる人に対して
「お酒を飲んだら運転するなよ!絶対だぞ」
と本気なのかフリなのかよくわからん文句をいう奴がいる。
今時飲酒運転する奴いねーよ。
こっちは気持ちよく飲んでるのにうざいんだよ。
とは思わずに、冷静にこのように質問してみたらどうだろうか?
「わかった。で、何時間運転しちゃいけないの?」
すると曖昧な返答が来るに違いない。
「ぐぬぬ、とにかく駄目だ」
こんな感じだろう。
きっとまともな回答はこない。
だって、飲んだ量とによって違うのだから。
8時間!なんてそれっぽい数字を言う人がいるがそれも違う。
たらふく酒を飲んだらきっと8時間後でも酒は残ってる。
警察は飲酒運転を数値化している
そう、警察官だって「酔っぱらってるっぽいから違反だ」なんていう事は出来ない。
それを証明するためには数値化しかないのだ。
そしてボーダーラインはこれ。
呼気1リットル当たり0.15mg以上で酒気帯び運転になる。
ちなみにこの呼気1リットル当たりというのは
お酒に強いからとかの体質ではなく体重が影響するらしい。
そして、70キロの男性が350mlでアルコール5%の缶ビール1本飲んで
呼気に数値として一番影響する飲酒の30分後でも0.15mgはこえない。
なので理論上は缶ビール1本はOKということになる。※
逆に深酒した場合は一晩寝ても飲酒運転になる。
夜中に検問をやるより朝の出勤時に検問をやったほうが捕まる人が多いかもしれない。
もっとも、出勤時に検問なんてやったら遅刻者続出で日本の経済に影響するのでやらないだろうけども。
※個人差がありますので、飲酒後は絶対に運転はしないでください!
まとめ
成人したら自分の体重と照らし合わせてざっくりでもいいから
何杯飲んだらアルコールが何時間で消えるのかっていうのを知っておくべきだと思うのです。
8時間も寝たのに飲酒運転で捕まったなんて笑えない話ですからね。
アルコールチェッカーを使うのも手です。
警察官には個人用で支給されておりますし、簡易的なものは数千円で精度がいい物は数万円しますけどね。
これをもっとテレビやら雑誌で周知すべきなのですが、
そうなってくると、「じゃあ1杯飲んだだけなら捕まらないじゃん?」
っていう人がでるので、そっちのほうが悪影響になるのかなぁ。
いずれにせよ、「飲んだら乗るな!」だけじゃ意味が分かりません。
「いつまで乗ったらいけないのか」を知っておく必要があるのではないでしょうか。